take a breather
第6章 season
体が重くて動けない…
「翔、大丈夫か?」
「ん…今は駄目かも…」
目を閉じたまま答える
「ごめん、やり過ぎた…」
智の手が俺の頬を包む
重い瞼を少し開き微笑んだ
「智が謝ることじゃないよ
俺が言ったんだもん」
『もっと奥…』って…
智はそれに応えてくれただけ
智が悪いわけじゃない
「ちょっと待ってて」
智は部屋から出るとタオルを手にして戻ってきた
「風呂まで行けないだろ?
体、拭いとこうな」
濡れタオルで優しく俺の体を拭いていく
「ありがと…」
「どういたしまして」
身体が拭き終わると身なりを整え
ふたりで布団に潜り込んだ
智に擦り寄るように近づくと
智がこちらを向き肩を抱き寄せてくれる
見つめ合っていると自然と唇が重なった
「翔…愛してるよ」
「うん、知ってる」
今までだって十分わかってたけど
今日智に抱かれ、愛されてることをより感じた
「智」
「ん?」
「愛してるよ」
「ふふ…知ってる」
幸せそうに笑う智
きっと俺も今、同じ表情をしてるんだろうな
智の胸に潜り込むと心地よい眠りが襲ってきた
初めて智と結ばれた夜…
この時はずっとこの幸せが続くと信じてた。
「翔、大丈夫か?」
「ん…今は駄目かも…」
目を閉じたまま答える
「ごめん、やり過ぎた…」
智の手が俺の頬を包む
重い瞼を少し開き微笑んだ
「智が謝ることじゃないよ
俺が言ったんだもん」
『もっと奥…』って…
智はそれに応えてくれただけ
智が悪いわけじゃない
「ちょっと待ってて」
智は部屋から出るとタオルを手にして戻ってきた
「風呂まで行けないだろ?
体、拭いとこうな」
濡れタオルで優しく俺の体を拭いていく
「ありがと…」
「どういたしまして」
身体が拭き終わると身なりを整え
ふたりで布団に潜り込んだ
智に擦り寄るように近づくと
智がこちらを向き肩を抱き寄せてくれる
見つめ合っていると自然と唇が重なった
「翔…愛してるよ」
「うん、知ってる」
今までだって十分わかってたけど
今日智に抱かれ、愛されてることをより感じた
「智」
「ん?」
「愛してるよ」
「ふふ…知ってる」
幸せそうに笑う智
きっと俺も今、同じ表情をしてるんだろうな
智の胸に潜り込むと心地よい眠りが襲ってきた
初めて智と結ばれた夜…
この時はずっとこの幸せが続くと信じてた。