take a breather
第7章 コイゴコロ
「いや〜、今日はありがとうございました」
打ち合わせが終わり 向かい側の席に座っていた村上さんが俺たちの方に歩いてきた
「こちらこそ ありがとうございました
またよろしくお願いします」
俺が会釈をすると隣に立っていた櫻井も頭を下げる
顔を上げると いつのまにか村上さんが櫻井の隣に立って肩に手を置いていた
「櫻井さん。今度、飲みに行きましょうよ」
「はい、是非」
「ホンマでっか?約束でっせ?」
櫻井はニコッと笑い首を縦に振る
おいっ!なんで肩抱かれて、嬉しそうに答えてるんだよ!
俺でさえまだ肩を抱いたことないんだぞ?
なんで会ってまだ数時間しか経ってない奴に抱かせてんだよ
今すぐにでもその馴れ馴れしい手を払い退けてやりたい!
そのまま肩を抱かれ会議室を出て行くふたりの後を俺は慌ててついて行った
「大野さん」
部屋を出て数歩歩いたところで背後から声を掛けられた
振り返ると部長の城島さんがこちらに向かって歩いて来た
「もうお帰りですか?」
「はい、今日の打ち合わせは終わりましたので。お邪魔しました」
「おや?そちらの方は?」
部長の声が聞こえたのか、先に歩いていた村上さんと櫻井が戻って来て俺の後ろに立っていた
「我が社の櫻井です
今度私に付いて一緒にこちらの担当になったので、今日は同席させました」
「櫻井です。よろしくお願いします」
俺の横に並び頭を下げる櫻井
「ほぉほぉ…こんな美人さんが担当に付いてくださるとは…
親交を深めるためにも一度飲みに行きたいですなぁ」
ニヤニヤと笑う城島部長
またか…関西人は皆こんななのか?
打ち合わせが終わり 向かい側の席に座っていた村上さんが俺たちの方に歩いてきた
「こちらこそ ありがとうございました
またよろしくお願いします」
俺が会釈をすると隣に立っていた櫻井も頭を下げる
顔を上げると いつのまにか村上さんが櫻井の隣に立って肩に手を置いていた
「櫻井さん。今度、飲みに行きましょうよ」
「はい、是非」
「ホンマでっか?約束でっせ?」
櫻井はニコッと笑い首を縦に振る
おいっ!なんで肩抱かれて、嬉しそうに答えてるんだよ!
俺でさえまだ肩を抱いたことないんだぞ?
なんで会ってまだ数時間しか経ってない奴に抱かせてんだよ
今すぐにでもその馴れ馴れしい手を払い退けてやりたい!
そのまま肩を抱かれ会議室を出て行くふたりの後を俺は慌ててついて行った
「大野さん」
部屋を出て数歩歩いたところで背後から声を掛けられた
振り返ると部長の城島さんがこちらに向かって歩いて来た
「もうお帰りですか?」
「はい、今日の打ち合わせは終わりましたので。お邪魔しました」
「おや?そちらの方は?」
部長の声が聞こえたのか、先に歩いていた村上さんと櫻井が戻って来て俺の後ろに立っていた
「我が社の櫻井です
今度私に付いて一緒にこちらの担当になったので、今日は同席させました」
「櫻井です。よろしくお願いします」
俺の横に並び頭を下げる櫻井
「ほぉほぉ…こんな美人さんが担当に付いてくださるとは…
親交を深めるためにも一度飲みに行きたいですなぁ」
ニヤニヤと笑う城島部長
またか…関西人は皆こんななのか?