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take a breather

第8章 rolling days

その様子を見ていた翔さんがまた仰向けになる

「そこにもローションつけてね」

「あ、うん…わかった」

ボトルからローションを出し満遍なく塗りつける

これでいけるか?

翔さんを見ると目が合った

優しく微笑む翔さんが
脚を大きく開いてくれたから
腿の間にゆっくりと体を進めた

自分のモノを掴み翔さんの入り口に擦りつける

これだけでもスゲェ気持ちいい…

しばらくの間続けていると翔さんのソコがヒクヒクしてきた

「やぁ…智くん…もぉ、挿れて…」

翔さんの切ない声

「あっ、ごめんっ」

翔さんにしてみればお預け状態だよな…
わざとじゃないけど悪いことした

先端を入り口に当て、ゆっくりと体重を掛けていく

「あぁっ…」

翔さんの手がシーツを握りしめる

それと同時に俺のモノが締め付けられた

「うぉっ…」

思わず漏れる呻き声

「ご、め…さと、くっ…」

申し訳なさそうに謝る翔さん

俺は『はぁはぁ』と呼吸を整え 心と体を落ち着かせた
今、マジでヤバかったぞ
本当にイっちまうかと思った

「い、や…大丈夫…」

なんとか耐えたけど
はじめてのエッチが一瞬で終わったなんて情けない思い出を残したくない

もう一度大きく深呼吸をし腰を進める

翔さんもゆっくり呼吸をして体の力を抜いてくれてる

さっきよりも全然進みがいい

「はいった…」

全てが翔さんのナカに収まると安堵の声が漏れた

「うん…」

翔さんが両手を広げたから上体を倒すと
俺をギュッと抱きしめてくれた

まるで『良くできました』って言ってくれてるみたいだ

嬉しくて俺も翔さんを胸の中に抱きしめた

しばらく抱きあったあと 翔さんが顔を上げた

「もう大丈夫…あとは智くんの好きにしていいから」

ハニカミながら伏し目がちに言う翔さん

そんな翔さんを見て、ここまで耐えに耐えてきた俺は一気に思いを爆発させた

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