take a breather
第10章 Lotus
「出よう」
智くんが俺の体を起こし座らせると シャワーからお湯を出し綺麗に洗い流してくれた
「大丈夫?翔ちゃん 歩ける?」
イッた後だし ずっと感じてたから正直ダルいけど 歩けない程ではない
「ん、大丈夫…」
ボーッとする頭で立ち上がる
智くんが手を繋いで 脱衣所まで連れてってくれた
立ったままの俺の体をバスタオルで優しく拭き 自らの体をササッと拭くとまた手を繋いで歩いていく
部屋に向かう途中で正気に戻った
「え⁈智くん 服っ」
「ん?着る必要ないだろ?
すぐに脱ぐんだから」
あ…あれで終わりじゃないんだ…
そりゃそうか…俺しか気持ち良くなってないんだもんな…
でも…智くんのアレ…俺のナカに入るのかな…
目の前を歩く智くんのモノがしっかりと勃ち上がっているのが目に入った
当たり前だけど指より大きい…
頭が冷えてきた分 緊張してきた
あのまま 勢いで行っちゃった方がよかった?
智くんがさっきまでいた部屋とは違う部屋のドアを開けた
そこはベッドしか置いてなくて…
壁には智くんが描いたあの蓮の絵が飾ってあった
「あの絵…」
「看板の原画だよ。元々は真っ白な紙に蓮の花を描いただけなんだ
店の準備で忙しくて リビングもそうだけど必要最低限の物しか置けてないから
せめて絵でも飾っておこうかなって」
「そっか…」
「ごめんな?殺風景な部屋で…」
「え…」
「なんか物足りないかな、って…」
「ううん…あの絵が際立っていいよ」
真っ白な壁に真っ白な紙
蓮の花だけが浮き出る空間…
「ありがと。ある意味合ってるのかな
あの絵がここにあること」
「なんで?」
「蓮の花言葉って『神聖』なんだ
ふたりにとってはこれからすることは神聖な儀式だろ?」
「あ…えと…」
そうなのか…愛し合うふたりには神聖な…
「それとも『楽園』?」
「え?あっ…」
ふにゃっと笑った智くんが俺の両肩をポンっと押す
ベッドの角に足を取られ ひっくり返るように仰向けに横たわった
智くんが俺の体を起こし座らせると シャワーからお湯を出し綺麗に洗い流してくれた
「大丈夫?翔ちゃん 歩ける?」
イッた後だし ずっと感じてたから正直ダルいけど 歩けない程ではない
「ん、大丈夫…」
ボーッとする頭で立ち上がる
智くんが手を繋いで 脱衣所まで連れてってくれた
立ったままの俺の体をバスタオルで優しく拭き 自らの体をササッと拭くとまた手を繋いで歩いていく
部屋に向かう途中で正気に戻った
「え⁈智くん 服っ」
「ん?着る必要ないだろ?
すぐに脱ぐんだから」
あ…あれで終わりじゃないんだ…
そりゃそうか…俺しか気持ち良くなってないんだもんな…
でも…智くんのアレ…俺のナカに入るのかな…
目の前を歩く智くんのモノがしっかりと勃ち上がっているのが目に入った
当たり前だけど指より大きい…
頭が冷えてきた分 緊張してきた
あのまま 勢いで行っちゃった方がよかった?
智くんがさっきまでいた部屋とは違う部屋のドアを開けた
そこはベッドしか置いてなくて…
壁には智くんが描いたあの蓮の絵が飾ってあった
「あの絵…」
「看板の原画だよ。元々は真っ白な紙に蓮の花を描いただけなんだ
店の準備で忙しくて リビングもそうだけど必要最低限の物しか置けてないから
せめて絵でも飾っておこうかなって」
「そっか…」
「ごめんな?殺風景な部屋で…」
「え…」
「なんか物足りないかな、って…」
「ううん…あの絵が際立っていいよ」
真っ白な壁に真っ白な紙
蓮の花だけが浮き出る空間…
「ありがと。ある意味合ってるのかな
あの絵がここにあること」
「なんで?」
「蓮の花言葉って『神聖』なんだ
ふたりにとってはこれからすることは神聖な儀式だろ?」
「あ…えと…」
そうなのか…愛し合うふたりには神聖な…
「それとも『楽園』?」
「え?あっ…」
ふにゃっと笑った智くんが俺の両肩をポンっと押す
ベッドの角に足を取られ ひっくり返るように仰向けに横たわった