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take a breather

第10章 Lotus

クローゼットの中から何かを手にした智くんがベッドまで戻ってきた

手に持った物をベッドの上に置くと俺の上に覆いかぶさる

「ふたりで一緒に楽園にイこうね?」

ニコッと笑う智くん

だから…生々しいんだって…

しかも 固くなってる智くんのモノが俺の下腹部に当たってる…

現実味を帯びてきた智くんとの行為

俺…どうすれば…

「智くん…」

「大丈夫だよ?翔ちゃんは何も考えないでいいから」

俺の不安を読み取ったのか 智くんが優しく微笑みながら
啄ばむように何度もキスをしてくれる

智くんのキスはすぐに気持ちよくなっちゃうんだ…

智くんの舌が入ってくるのを待ちわびていたかのように迎え 舌を絡ませた

「んふっ…ぅん…」

1度知ってしまった快感はすぐに甦る

智くんの後頭部に手を回し 貪るようなキスをしていると下半身が疼き出す

智くんの固くなった中心と俺の固くなった中心が触れ合う

擦り合わせるように腰を揺するとそれだけでイッちゃいそう…

「んっ…んんっ…ふはっ…」

智くんの唇が離れ 起き上がってしまった

なんで?気持ちよかったのに…

残念な思いで智くんを見上げた

「そんな顔しないの…
今からもっと気持ちよくしてあげるから」

智くんがベッドに置いた物を手にし
蓋を開け手のひらに出す

それを指に塗りつけると 俺を見つめた

もっと気持ちよくして貰える…
自ら脚を開き 智くんを迎え入れた

智くんの指が下の口に入って来た

「んんっ…」

さっきよりも苦しい…

「キツい?指 2本入ってるんだけど」

「ん…」

「ごめんな…ゆっくりやるから少し我慢して?」

「うん…大丈夫…ふたりで気持ちよくなるんだもんね?」

苦しい中 なんとか笑顔をして見せると智くんが覆い被さり抱きしめてくれた

「翔ちゃん 可愛すぎ…」

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