無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

もうそこからはどんな抵抗も無駄だった

わざとなんだろうが ナカをギュッと締め付け激しい上下運動を繰り返す

息つく暇も与えて貰えない

「あ…あ…イ、くっ…」

あっと言う間に昇り詰めショウのナカに熱を吐き出す

「はぁ…はぁ…」

「どう？気持ちよかった？」

俺の上に跨ったままショウが見下ろす

気持ち良かったのは良かった…

マサキの言う事が納得出来る気持ち良さ
男だからこそオトコの気持ちいい場所がわかる

その的確な攻めは文句のつけようがない

でも なんだろう…何かが足りない

「何？何か不満があるの？」

俺を見下ろすショウを無言で見上げた

「なに…えっ⁈」

ショウの腕を取り引っ張った

俺の隣に倒れこむショウの上に覆い被さる

「なにすんだよっ」

「ん〜？やっぱさ、やられっぱなしって好きじゃないかも…」

「は⁈気持ち良くして貰っておいて
なに言ってんだよ！」

「気持ち良かったよ？
でもさ 俺 自分で攻めたい人なのかも
一方的にされてるだけじゃ満足できないんだよね…きっと」

「なにそれ？男なんてみんなイケたら満足だろ」

「俺もそう思ってたんだけど
ちょっと違ったみたい
アンタのその綺麗な顔、歪ませてやりたくなった」

「は？なに言って…ああっ！」

固さを取り戻したオレをショウのナカに一気に突っ込んだ

「いいねぇ…その声…もっと聴かせろよ」

「やだっ…やめっ…あぁっ…」

何が物足りないのかわかった…

相手の熱が足りないんだ

俺独りで昇り詰め熱を吐き出す…
これじゃ自慰行為と変わりない

目の前に相手がいるのに
その相手が表情ひとつ変えずに俺をイかせただけ

それっていくらなんでも虚しくないか？