
take a breather
第14章 Find the answer
翔くんの存在自体が俺の支えになってる…
きっと今までもそうだったんだ
それなのにこんな事になってから気付くなんて…
「智くん?」
俯く俺に心配そうに声を掛けてくれる
こんなに優しい存在を俺は自ら手放そうとしてる
こんなに心地いい場所を…
「どうしたの?」
翔くんが寝ていたソファーから立ち上がり俺のソファーへ
俺の前でしゃがみ顔を覗き込む
「智くんも疲れてる?」
首を横に振った…
翔くんに向かって『疲れてる』なんて言えるヤツがいたら俺が蹴飛ばしてやる
翔くん以上に疲れてる人なんていないんだから
「じゃあ何かあった?」
「しょ、くん…」
「ん?なに?」
子供相手に話すように優しく聞き返してくれる
「俺…休むのやめる…」
「えっ⁈」
翔くんが驚きの声を上げた
「だって翔くんの方が疲れてるのに…
俺が休みたい、なんておかしいよ…」
優しかった翔くんの顔が厳しいものに変わった
「それは駄目」
キッパリと言い切った翔くん
「なんで?翔くんは俺に嵐続けて欲しくない?」
本当は怒ってる?俺が辞めるって言ったこと
「続けて欲しいに決まってる
人生の最後まで嵐でい続けて欲しい…
だから今は休んで?
じゃないとあなたは同じことを繰り返す
またいつか『嵐を辞めたい』って言い出すよ
だから一度嵐から離れて
やりたいことを思い残すことなくやって?
今なら他の4人で嵐の名前を守っていられる
あなたが戻ってくるのをみんな待っているから」
翔くんの顔に微笑みが戻り
その両手で俺の両手を優しく包み込んだ
きっと今までもそうだったんだ
それなのにこんな事になってから気付くなんて…
「智くん?」
俯く俺に心配そうに声を掛けてくれる
こんなに優しい存在を俺は自ら手放そうとしてる
こんなに心地いい場所を…
「どうしたの?」
翔くんが寝ていたソファーから立ち上がり俺のソファーへ
俺の前でしゃがみ顔を覗き込む
「智くんも疲れてる?」
首を横に振った…
翔くんに向かって『疲れてる』なんて言えるヤツがいたら俺が蹴飛ばしてやる
翔くん以上に疲れてる人なんていないんだから
「じゃあ何かあった?」
「しょ、くん…」
「ん?なに?」
子供相手に話すように優しく聞き返してくれる
「俺…休むのやめる…」
「えっ⁈」
翔くんが驚きの声を上げた
「だって翔くんの方が疲れてるのに…
俺が休みたい、なんておかしいよ…」
優しかった翔くんの顔が厳しいものに変わった
「それは駄目」
キッパリと言い切った翔くん
「なんで?翔くんは俺に嵐続けて欲しくない?」
本当は怒ってる?俺が辞めるって言ったこと
「続けて欲しいに決まってる
人生の最後まで嵐でい続けて欲しい…
だから今は休んで?
じゃないとあなたは同じことを繰り返す
またいつか『嵐を辞めたい』って言い出すよ
だから一度嵐から離れて
やりたいことを思い残すことなくやって?
今なら他の4人で嵐の名前を守っていられる
あなたが戻ってくるのをみんな待っているから」
翔くんの顔に微笑みが戻り
その両手で俺の両手を優しく包み込んだ
