
take a breather
第14章 Find the answer
「翔くんも?」
「ん?」
不思議そうな顔をして聞き直してくる
「翔くんも待っててくれる?俺のこと」
翔くんが『あぁ』と納得するように頷いた
「うんっ、もちろん♪」
笑顔で言われホッとした
「俺はあなたの一番のファンだと自負してるよ」
「ファ、ン?」
「そう、ファン。出会った頃にあなたの歌と踊りに魅せられて
それからずっと『大野智』のファン」
「そ、なんだ…」
なんでだろ…ファンなんて言ってもらえたら嬉しいはずなのに
現に、多くの人たちから言ってもらえて嬉しいのに
翔くんに言われるとなぜか胸がズキっとする…
「『大野智』のファンなんだから
あなたの帰りを待たないわけないでしょ
だから安心して外に飛び出して?
あ、どこか行きたいとこあるなら俺がコーディネートしてもいいからさ」
いつもなら安心する笑顔なのに…
「あり、がと…」
翔くんに『ファン』を強調されると胸が苦しい…
なんで?こんな優れた人にファンって言ってもらえるなんてありがたいことだろ…
「あれ?翔くん休んでなかったの?
もうリハの準備出来たんだけどイケそう?」
松潤が楽屋に顔を出した
「おう!イケるよ」
「んじゃ、よろしく」
松潤がそのまま立ち去ると
翔くんが立ち上がった
「あっ、ごめん翔くん!
俺のせいで休めなかった」
「全然大丈夫だよ」
翔くんが俺の頭にポンと手を置いた
そこから流れて来るエネルギー…嬉しいけど
「ダメだよ、翔くんっ」
慌ててその手を避けた
「え?」
「翔くん疲れてるのに
俺にエネルギーくれたら余計に疲れる」
翔くんは一瞬キョトンとして次に吹き出した
「プハッ…俺、そんな力ないからっ
人にエネルギー分け与えられるような特技は持ってないよ」
「だって、俺は貰ってる…」
「そっかそっか…智くんには分け与えてあげられてたのね?
それなら返して貰おうかな」
「ん…いいけど、どうすれば…」
翔くんはニコッと笑うと俺をギュッと抱きしめた
「え…」
「ありがと、これでエネルギーチャージ出来た
さ、行こっか」
「う、ん…」
ドキドキが止まらない…
「ん?」
不思議そうな顔をして聞き直してくる
「翔くんも待っててくれる?俺のこと」
翔くんが『あぁ』と納得するように頷いた
「うんっ、もちろん♪」
笑顔で言われホッとした
「俺はあなたの一番のファンだと自負してるよ」
「ファ、ン?」
「そう、ファン。出会った頃にあなたの歌と踊りに魅せられて
それからずっと『大野智』のファン」
「そ、なんだ…」
なんでだろ…ファンなんて言ってもらえたら嬉しいはずなのに
現に、多くの人たちから言ってもらえて嬉しいのに
翔くんに言われるとなぜか胸がズキっとする…
「『大野智』のファンなんだから
あなたの帰りを待たないわけないでしょ
だから安心して外に飛び出して?
あ、どこか行きたいとこあるなら俺がコーディネートしてもいいからさ」
いつもなら安心する笑顔なのに…
「あり、がと…」
翔くんに『ファン』を強調されると胸が苦しい…
なんで?こんな優れた人にファンって言ってもらえるなんてありがたいことだろ…
「あれ?翔くん休んでなかったの?
もうリハの準備出来たんだけどイケそう?」
松潤が楽屋に顔を出した
「おう!イケるよ」
「んじゃ、よろしく」
松潤がそのまま立ち去ると
翔くんが立ち上がった
「あっ、ごめん翔くん!
俺のせいで休めなかった」
「全然大丈夫だよ」
翔くんが俺の頭にポンと手を置いた
そこから流れて来るエネルギー…嬉しいけど
「ダメだよ、翔くんっ」
慌ててその手を避けた
「え?」
「翔くん疲れてるのに
俺にエネルギーくれたら余計に疲れる」
翔くんは一瞬キョトンとして次に吹き出した
「プハッ…俺、そんな力ないからっ
人にエネルギー分け与えられるような特技は持ってないよ」
「だって、俺は貰ってる…」
「そっかそっか…智くんには分け与えてあげられてたのね?
それなら返して貰おうかな」
「ん…いいけど、どうすれば…」
翔くんはニコッと笑うと俺をギュッと抱きしめた
「え…」
「ありがと、これでエネルギーチャージ出来た
さ、行こっか」
「う、ん…」
ドキドキが止まらない…
