
take a breather
第14章 Find the answer
勢いよく飛び出した大野さんをドアの前で受け止めたのは
「どうしたの?智くん、そんなに慌てて」
「しょ、くん…?」
翔ちゃんを見上げ呆然とする大野さん
「翔くん、大丈夫だったの?」
潤くんが翔くんの元へ
「あぁ、大丈夫だよ
マネはうちのマンションに着く前に事故に遭ったんだ
信号待ちしてたとこに突っ込まれたけど
相手も気が付いてブレーキ踏んだから
少し車に傷はついたけど怪我は無かったって
それでも警察呼んで話しなくちゃならないから
迎えを他の人に頼んだんだ」
「そういうことか…
よかった、ふたりとも怪我が無くて」
「ごめん、心配掛けたみたいだね」
苦笑いする翔ちゃんの腕の中にはまだ大野さんがいた
「よか、た…翔、くん…」
翔ちゃんの胸に顔を埋めてるから表情は見えないけど
肩は小さく震え、声は鼻声…
おそらく泣いてるんだろうな…
翔ちゃんのシャツをしっかりと握る手も震えてる
「ごめんね、智くん…
ちゃんと俺から連絡すれば良かった
大したことなかったから
ここに来てから説明すればいいやと思って連絡入れなかったんだよね」
「翔くんの責任じゃないよ
ちゃんと話を聞かなかったマネージャーが悪い」
「まぁ、あの人じゃねぇ…
仕方ないと言えば仕方ないのかも」
「とにかく無事で良かったよ
俺、会場に戻ってスタッフたちに話してくる
その様子じゃリーダーが翔くんのこと離しそうにないもんな」
「ん、悪いな…」
「いえいえ…それよりもライブ始まるまでにリーダーのこと何とかしといてね」
「了解」
翔ちゃんの答えに潤くんが笑顔で頷き楽屋を出て行った
「どうしたの?智くん、そんなに慌てて」
「しょ、くん…?」
翔ちゃんを見上げ呆然とする大野さん
「翔くん、大丈夫だったの?」
潤くんが翔くんの元へ
「あぁ、大丈夫だよ
マネはうちのマンションに着く前に事故に遭ったんだ
信号待ちしてたとこに突っ込まれたけど
相手も気が付いてブレーキ踏んだから
少し車に傷はついたけど怪我は無かったって
それでも警察呼んで話しなくちゃならないから
迎えを他の人に頼んだんだ」
「そういうことか…
よかった、ふたりとも怪我が無くて」
「ごめん、心配掛けたみたいだね」
苦笑いする翔ちゃんの腕の中にはまだ大野さんがいた
「よか、た…翔、くん…」
翔ちゃんの胸に顔を埋めてるから表情は見えないけど
肩は小さく震え、声は鼻声…
おそらく泣いてるんだろうな…
翔ちゃんのシャツをしっかりと握る手も震えてる
「ごめんね、智くん…
ちゃんと俺から連絡すれば良かった
大したことなかったから
ここに来てから説明すればいいやと思って連絡入れなかったんだよね」
「翔くんの責任じゃないよ
ちゃんと話を聞かなかったマネージャーが悪い」
「まぁ、あの人じゃねぇ…
仕方ないと言えば仕方ないのかも」
「とにかく無事で良かったよ
俺、会場に戻ってスタッフたちに話してくる
その様子じゃリーダーが翔くんのこと離しそうにないもんな」
「ん、悪いな…」
「いえいえ…それよりもライブ始まるまでにリーダーのこと何とかしといてね」
「了解」
翔ちゃんの答えに潤くんが笑顔で頷き楽屋を出て行った
