
take a breather
第14章 Find the answer
〈O's eyes〉
松潤にしては珍しく慌てた様子で楽屋に飛び込んできた
「翔くんのマネが事故った」
え…事故?翔くんが?
その一言に衝撃が走った
頭も心臓も何かに思いっきり殴られたみたいだ
どんな状況なのか知りたいのに言葉が出ない…
「えっ⁈事故?車?」
「あぁ…今、連絡が入って
事務所の人間が翔くんの所に向かってるって」
「どれくらいの事故なの?」
俺が一番知りたい情報をニノが聞いてくれた
「よくわかんない…電話で話したの俺付きのマネだから」
何もわからない現状にドキドキが止まらない
車の事故…
翔くんに何かあったらどうしよう
緊張のせいか、体が震えてくる
こんなに不安を感じるのは初めての事かもしれない
一刻も早く翔くんの無事を確認したい
「…行かなくちゃ…」
やっと出た声…
居ても立っても居られなくなった俺は
翔くんの所へ行こうと立ち上がった
「大野さん?」
ニノが俺を呼ぶ声が聞こえた気がする
でも今はそんなことどうだっていい
一刻も早く…
「行かなくちゃ…翔くんの所…」
そう思うのに足に力が入らない
なんとか足を動かし翔くんの所へ向かおうとするのに
松潤が俺の腕を掴んで何か言ってる
何を言ってるのか理解は出来ないけど
きっと俺を止めてるんだ
「やだっ!行くっ!翔くんのとこっ」
邪魔をする松潤の腕を振り払いドアへと向かう
「リーダー!」
松潤の呼び止める声
邪魔されてなるものかと
ドアを開け懸命に足に力を入れる
走り出した瞬間 誰かにぶつかった
よく知ってる香り…
でもその香りを纏う人はここにいるはずはないんだ…
「どうしたの?智くん。そんなに慌てて」
頭の上から聞こえる声…
この声を聞き間違えるはずなんてない
ってことはやっぱり…
「しょ、くん…?」
顔を上げるとそこにいたのは俺の会いたかった翔くんだった
松潤にしては珍しく慌てた様子で楽屋に飛び込んできた
「翔くんのマネが事故った」
え…事故?翔くんが?
その一言に衝撃が走った
頭も心臓も何かに思いっきり殴られたみたいだ
どんな状況なのか知りたいのに言葉が出ない…
「えっ⁈事故?車?」
「あぁ…今、連絡が入って
事務所の人間が翔くんの所に向かってるって」
「どれくらいの事故なの?」
俺が一番知りたい情報をニノが聞いてくれた
「よくわかんない…電話で話したの俺付きのマネだから」
何もわからない現状にドキドキが止まらない
車の事故…
翔くんに何かあったらどうしよう
緊張のせいか、体が震えてくる
こんなに不安を感じるのは初めての事かもしれない
一刻も早く翔くんの無事を確認したい
「…行かなくちゃ…」
やっと出た声…
居ても立っても居られなくなった俺は
翔くんの所へ行こうと立ち上がった
「大野さん?」
ニノが俺を呼ぶ声が聞こえた気がする
でも今はそんなことどうだっていい
一刻も早く…
「行かなくちゃ…翔くんの所…」
そう思うのに足に力が入らない
なんとか足を動かし翔くんの所へ向かおうとするのに
松潤が俺の腕を掴んで何か言ってる
何を言ってるのか理解は出来ないけど
きっと俺を止めてるんだ
「やだっ!行くっ!翔くんのとこっ」
邪魔をする松潤の腕を振り払いドアへと向かう
「リーダー!」
松潤の呼び止める声
邪魔されてなるものかと
ドアを開け懸命に足に力を入れる
走り出した瞬間 誰かにぶつかった
よく知ってる香り…
でもその香りを纏う人はここにいるはずはないんだ…
「どうしたの?智くん。そんなに慌てて」
頭の上から聞こえる声…
この声を聞き間違えるはずなんてない
ってことはやっぱり…
「しょ、くん…?」
顔を上げるとそこにいたのは俺の会いたかった翔くんだった
