take a breather
第18章 君への想い
「さとし…」
僕を呼ぶ翔くんの優しい声…
「智…起きて?もうすぐ到着だよ?」
「ん…到着?…」
「そう…今日の観光地、平等院鳳凰堂」
「あっ…」
僕、あれからずっと寝ちゃってた?
ハッと目を覚ますと
風ちゃんの肩に凭れ掛かってて…
「あっ!ごめん!風ちゃん
重かったでしょ?」
「いいえ〜、全然軽かったっすよ?
ただ誰かさんの視線は痛かったっすけど…」
「え?」
「智」
翔くんに呼ばれ翔くんの方を向いた
「え?なに?」
「髪乱れてる」
翔くんの手が伸びてきて僕の髪を梳いてくれた
「ありがと…」
「どういたしまして」
翔くんが、僕に向かってニコッと笑ったのち
キツい視線を僕の背後に向けたのは気のせい?
翔くんが立ち上がりマイクを持った
「皆様、大変お疲れ様でした
間もなく、本日最初で最後の観光地平等院鳳凰堂に到着いたします
皆様ご一緒に入口までご案内致しますが
中の見学は自由行動となっております
お好きな所を心ゆくまでご覧ください
なお、見学中、お困りな事があれば
皆様にお渡ししてあるスケジュール表に私の携帯電話の番号が書かれております
そちらに連絡くだされば、すぐに対応しますのでよろしくお願いします」
バスが駐車場へと入っていく
「皆様、到着いたしました
古都京都の旅、ごゆるりとご堪能ください」
古の町京都…素敵な想い出が出来ますように…
僕を呼ぶ翔くんの優しい声…
「智…起きて?もうすぐ到着だよ?」
「ん…到着?…」
「そう…今日の観光地、平等院鳳凰堂」
「あっ…」
僕、あれからずっと寝ちゃってた?
ハッと目を覚ますと
風ちゃんの肩に凭れ掛かってて…
「あっ!ごめん!風ちゃん
重かったでしょ?」
「いいえ〜、全然軽かったっすよ?
ただ誰かさんの視線は痛かったっすけど…」
「え?」
「智」
翔くんに呼ばれ翔くんの方を向いた
「え?なに?」
「髪乱れてる」
翔くんの手が伸びてきて僕の髪を梳いてくれた
「ありがと…」
「どういたしまして」
翔くんが、僕に向かってニコッと笑ったのち
キツい視線を僕の背後に向けたのは気のせい?
翔くんが立ち上がりマイクを持った
「皆様、大変お疲れ様でした
間もなく、本日最初で最後の観光地平等院鳳凰堂に到着いたします
皆様ご一緒に入口までご案内致しますが
中の見学は自由行動となっております
お好きな所を心ゆくまでご覧ください
なお、見学中、お困りな事があれば
皆様にお渡ししてあるスケジュール表に私の携帯電話の番号が書かれております
そちらに連絡くだされば、すぐに対応しますのでよろしくお願いします」
バスが駐車場へと入っていく
「皆様、到着いたしました
古都京都の旅、ごゆるりとご堪能ください」
古の町京都…素敵な想い出が出来ますように…