take a breather
第18章 君への想い
僕の体に覆い被さり
いきなり僕の唇を塞ぐ
「んっ…」
温泉でした優しく啄ばむキスじゃなく
荒々しく吸い付いてくるキス
酸素を取り込む為に唇を開けば
翔くんの舌がするりと咥内へ入り込んでくる
舌を絡めとられ
恋愛初心者の僕には呼吸をする間さえ与えて貰えない
「んっ…しょぉ、く…くる、し…」
苦しさを訴え顔を背けると
翔くんの体が少し下に下がり
浴衣の襟をグイッと引っ張られる
「ひぁっ…」
鎖骨の辺りに触れる熱いモノ…
強く吸われ、チクッと痛みを感じた
「あ…しょぉくん…」
翔くんの唇が首筋を這う…
背筋にいつも以上のゾクゾクが走る
翔くんの浴衣をギュッと握り
歯を食いしばった
「そんな顔するなよ…」
翔くんの声に目を開けば
眉毛を下げ困ったような表情をして僕を見下ろす翔くん
「怖いならやめるよ?
智のこと無理に襲いたくないから」
翔くんが体を起こそうとするから
慌てて握っていた翔くんの浴衣を引き寄せた
「違うよっ…怖いんじゃなくて
ゾクゾクするの…
ずっとゾクゾクが止まらなくて
なんとかしたいんだけど
止められないんだ」
翔くんがフッと頬を緩めると
僕の耳元に顔を寄せる
「智…それ、感じてるってことだから
止めなくていいよ」
「んぁっ…」
耳に掛かる翔くんの息…
一段と大きな『ゾクッ』が僕の体の中を駆け抜け
背中が仰け反った
いきなり僕の唇を塞ぐ
「んっ…」
温泉でした優しく啄ばむキスじゃなく
荒々しく吸い付いてくるキス
酸素を取り込む為に唇を開けば
翔くんの舌がするりと咥内へ入り込んでくる
舌を絡めとられ
恋愛初心者の僕には呼吸をする間さえ与えて貰えない
「んっ…しょぉ、く…くる、し…」
苦しさを訴え顔を背けると
翔くんの体が少し下に下がり
浴衣の襟をグイッと引っ張られる
「ひぁっ…」
鎖骨の辺りに触れる熱いモノ…
強く吸われ、チクッと痛みを感じた
「あ…しょぉくん…」
翔くんの唇が首筋を這う…
背筋にいつも以上のゾクゾクが走る
翔くんの浴衣をギュッと握り
歯を食いしばった
「そんな顔するなよ…」
翔くんの声に目を開けば
眉毛を下げ困ったような表情をして僕を見下ろす翔くん
「怖いならやめるよ?
智のこと無理に襲いたくないから」
翔くんが体を起こそうとするから
慌てて握っていた翔くんの浴衣を引き寄せた
「違うよっ…怖いんじゃなくて
ゾクゾクするの…
ずっとゾクゾクが止まらなくて
なんとかしたいんだけど
止められないんだ」
翔くんがフッと頬を緩めると
僕の耳元に顔を寄せる
「智…それ、感じてるってことだから
止めなくていいよ」
「んぁっ…」
耳に掛かる翔くんの息…
一段と大きな『ゾクッ』が僕の体の中を駆け抜け
背中が仰け反った