take a breather
第19章 ROMANCE
智くんと一緒に合格発表を確認
「やったぁ!あったよ!智くん!」
智くんの受験番号を見つけた俺は
嬉しくて智くんに勢いよく抱きついた
「んふっ…翔ちゃん大胆〜
こんな人が多い所で抱きつくなんて」
智くんが耳元で囁く
「ちがっ!」
そんなこと言われたから慌てて離れようとしたのに
智くんの腕がしっかりと俺の腰に回ってた
「冗談だよ…ありがとね、翔ちゃん
翔ちゃんのおかげで合格できた」
智くんの優しい声…それだけで胸がキュンとする
「…うん。俺もありがとう…合格してくれて」
智くんの首に巻き付けてる腕に力を込めた
智くんは仕事中のご家族にLINEでメッセージを送ると俺に向き直る
「もういいの?」
「うん。かあちゃんから、すぐに返信来たよ
翔ちゃんに『後で何かお礼します、って伝えておいて』だって」
「そんな…
ちゃんと授業料は貰ってたんだから、それで十分なのに」
「まぁ、かあちゃんの気持ちだから受け取ってやって?
かあちゃんも嬉しいんだよ
俺がこんな良い大学入れると思ってなかったから」
「うん、わかった…
智くんは?何がいい?お祝い」
「俺?俺はもう決まってるよ」
「なになに?なにがいいの?今から買いに行く?」
「買いには行かなくていいから
翔ちゃん家に行こ?」
「え?家?いいけど…なにするの?」
「もちろん、お祝い…だよ?」
ニコッと笑う智くん
「じゃあ、お昼ご飯に何か買って行って
家でプチパーティしようね」
「うん♪」
智くんのテンションが上がった
やっぱり嬉しいよね…
1年間、本当によく頑張ったよ
「やったぁ!あったよ!智くん!」
智くんの受験番号を見つけた俺は
嬉しくて智くんに勢いよく抱きついた
「んふっ…翔ちゃん大胆〜
こんな人が多い所で抱きつくなんて」
智くんが耳元で囁く
「ちがっ!」
そんなこと言われたから慌てて離れようとしたのに
智くんの腕がしっかりと俺の腰に回ってた
「冗談だよ…ありがとね、翔ちゃん
翔ちゃんのおかげで合格できた」
智くんの優しい声…それだけで胸がキュンとする
「…うん。俺もありがとう…合格してくれて」
智くんの首に巻き付けてる腕に力を込めた
智くんは仕事中のご家族にLINEでメッセージを送ると俺に向き直る
「もういいの?」
「うん。かあちゃんから、すぐに返信来たよ
翔ちゃんに『後で何かお礼します、って伝えておいて』だって」
「そんな…
ちゃんと授業料は貰ってたんだから、それで十分なのに」
「まぁ、かあちゃんの気持ちだから受け取ってやって?
かあちゃんも嬉しいんだよ
俺がこんな良い大学入れると思ってなかったから」
「うん、わかった…
智くんは?何がいい?お祝い」
「俺?俺はもう決まってるよ」
「なになに?なにがいいの?今から買いに行く?」
「買いには行かなくていいから
翔ちゃん家に行こ?」
「え?家?いいけど…なにするの?」
「もちろん、お祝い…だよ?」
ニコッと笑う智くん
「じゃあ、お昼ご飯に何か買って行って
家でプチパーティしようね」
「うん♪」
智くんのテンションが上がった
やっぱり嬉しいよね…
1年間、本当によく頑張ったよ