テキストサイズ

take a breather

第19章 ROMANCE

智くんも力が抜けたのか
俺の上に覆い被さり、呟く

「はぁ…スゲ…」

「はぁ…はぁ…」

俺は言葉を出すことも出来なくて
口から酸素を取り込む

「大丈夫?翔ちゃん」

まだ呼吸が整わない俺は薄く瞼を開き
すぐ横にある智くんの顔を見た

「はぁ…はぁ…ふぅ…」

いまだ俺のナカにいる智くんがピクッとした

「翔ちゃん…その顔ヤバい…」

顔?疲れ切ってて死んでる?

「超エロい…堪んない…」

智くんの手が俺の頬に触れる

エロいって…ただ酸欠状態と疲れで苦しんでるだけだろ

智くんの顔が近づき唇を塞がれた

「んっ…ふっ…んんっ…」

呼吸が整ってないのに、しっかり舌まで入れてきた

また酸素が足りなくてキスの合間に必死に空気を取り込む

「ふっ…んんっ…ふぁ…」

ナカの智くんのモノが質量を増してくる
ゆるゆると動き出す智くんの腰

「んっ…うぅっ…んっ…」

苦しい…けど、気持ちいい…

「ふぁっ…」

智くんのキスから解放され、一気に肺に酸素が送られる

「翔ちゃん、ごめん」

「あんっ…」

智くんがナカから抜け出た

「はぁ…はぁ…はぁ…」

さっきよりも荒くなった呼吸を整えていると
入口にまた智くんが押しつけられた

「え…」

どうやらゴムを取り換えたらしい

「ひ、ひゃっ…」

一気に奥まで押し込まれ背中が仰け反った

「あぁ…いい…しょおちゃん…サイコー」

うっとりとする智くんの声

ゆっくりとギリギリまで引き抜かれ
また一気に押し込まれる

「ひゃあっっ!」

また背中が仰け反った

「はぁ…」

智くんの感嘆の溜息…

ゆっくり抜かれては奥まで一気に貫かれる

「あ…あ…さとしくっ…やめ…ひっ…」

快感が強すぎて頭も体もおかしくなる…

ジワジワと湧き上がってくる射精感

智くんは奥に突っ込むと今度は小さな動きで奥だけを刺激する

「あ…あ…ふぁ…ぁ…あ、だめ…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ