無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

快楽に追い詰められ訳がわからなくなってしまったようで、時々意識が飛びかけているから、本当にどうにかなってしまいそうらしい。

「すげぇえろくていいよ、今のおまえ」

でも。しょうがねぇからイかせてやるか。
ちょっといじめすぎたかもしれない。

刺激を与えすぎぬよう緩やかにしごくと、声を漏らし、手のひらの中に果てた。

「っは、ぁ……」

快楽の余韻が抜け切らないのか、随分と大胆な体勢のままぐったりとしている。身体をぴくぴく痙攣させ、半開きの口元からは荒い息をこぼして。

出血大サービスにも程があるぞ。
大丈夫か？オレは嬉しいけど。

手のひらのとろりとしたそれを軽く舐め取ると、

「どこまで変態なんですか」

さすがに体力が戻らないらしく、声に勢いはないもののすごい顔をしながら文句を投げつけてきた。
ふう、と小さく吐息を漏らして呼吸を整えたのち、自分の隣のベットをぽんぽんとする。

「次は僕がします。ここに座ってください」

本当にさせてもいいものかと今更悩んでしまっていると、腕を引かれ座らされる。