
君はぼくの全て
第1章 16章 特別補習 1
初めてだから、良いとか良くないとかは正直言って分からないけど
気を失っちゃったのは、多分未知の世界(?)についていけなかっただけなんだと思う
だけどもしかしたら、この先もえっち続ければきっと…いや、間違いなく最高なものになる、はず
まーくんとなら、ね
…なんて思ったら顔がにやけちゃって
「んふ」
心配顔のまーくんの首に腕を回してぎゅうっと抱き付いてみた
そしたらね、まーくんもすぐに俺を痛くないくらい…だけどしっかりと抱き締め返してくれて
うん、何回も思うけどとにかく幸せ
こんなに愛して愛されちゃってさ、まーくん以上に大好きな人なんか、きっともう現れない
「まーくん」
「なに?」
「呼んでみただけー」
「あはは」
「うそ。ちゅーしたい」
「うん」
幸せ過ぎて怖い
反動で嫌な事が起きなきゃいいな、なんて思っちゃったのは仕方ないと思う
