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君はぼくの全て

第1章 16章 特別補習 1


まーくんの指が腰の布に掛かる

中の下着も一緒に引っ掛けられたと思ったら、何の躊躇いもなく一息にそれを下げられちゃって

「まーくんっ!や…っ」

見られるの初めてじゃないけど、恥ずかしいものは恥ずかしい

だってさっき、出…出しちゃったし

まだ濡れてるソレって何か生々しいっつーか、何かもういたたまれないじゃん

でも

「かず」

当たり前にそこに触れちゃうまーくんの顔は、やらしくて優しくて

そんな顔見たら、恥ずかしいのと嬉しい気持ちがごちゃ混ぜになっちゃう

「…っ」

少し震えてるのを必死に抑えて、両手をまーくんの首に巻き付ける

汗ばんだ体が、しっとりして気持ちいい、…って考えてたら、すぐにまーくんも俺の背中に腕を回してくれた

うん、凄く幸せ

今日は絶対最後までいくもん

まだ少し恐いし、痛いのも嫌だけど、それを乗り越えたら今感じてる幸せよりもっともっと幸せになるはず

だからね

"していいよ" って口には出来ない代わりに、首に回した手を頼りに

まーくんの柔らかい唇に自分からちゅーをした

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