嵐しょーせつ。Part4
第13章 5人の絆
ある日、突然、、
幸せな毎日が崩れた。
「、、雅紀くん。今日からここがあなたのお家よ^_^」
雅「うん、、」
10歳の夏。
俺は、児童養護施設に入所した。
「、、あなたが雅紀くんね^_^私はここの施設の園長よ^_^よろしくね?」
雅「、、うん、、」
「ここには雅紀くんが幸せになれるようなものがたくさんあるから^_^安心して、ここがあなたの第2の道として歩みだしてほしい^_^」
この施設には最悪な思いをした子たちもいれば、親の顔も知らない子たちもいる。
俺みたいな少し前までは家族みんなで幸せに過ごしていた子ももちろんいる。
「、、あら^_^雅紀くん、バスケ好きなの?」
俺が唯一の楽しみっていうか、、この施設に入る時に大切に持っていたバスケットボール。
雅「うん、、好き。」
「ふふ^_^じゃあ、雅紀くんちょっとついてきてくれる?」
園長に案内してもらった場所には、いつものバスケゴール。
「ここね、いつでも好きな時に使っていいからね^_^」
雅「、、いいの?」
「うん^_^雅紀くんも安心できるかな?」
雅「うんっ!」
まだ、施設には慣れないかもしれないけど、、
大好きバスケができるって喜びを感じていた時、
?「、、誰?」
雅「え、?あ、、、」
入口の方から声が聞こえ、振り返ると、
そこには俺と同じようにバスケットボールを持った男の子が4人立っていた。