テキストサイズ

嵐しょーせつ。Part4

第49章 青春の毎日


、、はぁ、、もうこのゲーム飽きたな、、
新しいゲーム買うにもお小遣いがなぁ、、、

1人、部屋の天井を見上げ

和「、、はぁ、、俺何のために生きてんだろ、、、」

高校進学したものの、行かなくなって所謂“不登校”になって早2ヶ月。
気付いたら自分の誕生日も過ぎていて、、

この10年間いいことなんて限りなく少ない。

和「、、雅紀たちに逢いたいな、、」

俺には赤ちゃんから仲良しな幼なじみたちがいたんだ。もうみんなこの街には居ないんだけどね、、


学校では最初上手く行ってた。
友達だって作った。

でもすぐに、、

「、、二宮って暗いよな」

「うん。俺、あんまり一緒にいたくないもん。」

友達だと思ってた奴らにそう言われて、、気づいたらぼっちになっていた。

「、、和くん。今日も行かないの?」

和「、、行きたくない」

母さんにも心配されてるけど、俺は頑固だから。
一度決めたらそれをやり通すんだ。

、、なんて、、もうやることなくて暇すぎる。


そんな時だった。俺のクラスの担任が家庭訪問に訪ねてきて、、

「、、保健室登校でもいいから。なぁ?」

そろそろ進学に必要な単位が足りなくなると言われて、、渋々に学校へ向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ