嵐しょーせつ。Part4
第7章 2つの心
和「、、こんにゃ、ろー、!!」
、、いつからこうなってしまったんだろ、
気付いた時にはこうなってた。
毎日のように仲間と弱い人間から金を奪い、
それでカラオケやらゲームセンターやらボウリングやら色々な場所で時間を潰して、、
学校も行かず、、ずっとフラフラしていた。
「や、やめてくださいっ、、」
和「はぁ?大人しく金だけよこせば何もしねーよ」
「、、、っ、、」
和「ほら、早く出せ。俺たち金に困ってんだよ。ほら!」
今日もまた、弱い人間から金をせびようとしたら、、
「、、おいっ!お前ら何やってる!!」
やべっ、警察だ。
そこの現場を警察に見つかり、あっけなく捕まってしまった俺。
「、、、お前はまだ未成年だろ。」
和「んだよ、わりぃかよ。」
「なんで、こんなことしてんだ。学校は。」
警察官からの質問責めに嫌気をさし、、適当に答えた。
住所やら電話番号やら書いて、、
和「もう、いいっすか?」
「ダメだ。身元引き受け人が呼ぶまで帰らせない」
和「はぁ?1人で帰れるっつーの。」
「お前は未成年だろ。ここに、親御さんの電話番号書け。」
なかなか帰らせてくれなくて、、、
だんだんイライラしてきていた。