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嵐しょーせつ。Part4

第7章 2つの心


「ほら、ここに。」

親御さんって、、

和「、、俺にはいねーよ。」

これは本当。
5年前に事故でどっちも。

「なんでだ。」

和「だから、死んでんの!だから、いねーっつってんだろ!」

「、、じゃあ、ほかに連絡できるものを」

もうここは、、ちゃんと書かないと帰らせてくれないのかよ。

仕方なく兄貴の連絡先を書くと、、

?「、、和也っ!」

、、、来たのかよ。

「、、和也くんのお兄様でしょうか。」

?「はい。弟の和也がご迷惑をおかけしました。すみません。」

「いえいえ^_^あの、必要な書類を書いてもらいたいので、少し時間いいですか?」

?「はい^_^」

黙々と書いている兄貴。
、、はぁ、なんで、、双子なのに、、
片割れは普通の人間なのに、、俺は、、

「、、、双子なんですか?」

?「はい^_^」

警察官に話そうとする兄貴である雅紀

和「、、おい。兄貴。」

雅「んだよ。」

和「余計なこと話すんじゃねーぞ。」

雅「はいはい」

和「さっさと書けよ。俺は忙しいんだよ」

、、ほら可愛くない。
片割れがしっかりしてると俺はこうなるんだよ。
全部兄貴のせいなんだ。



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