嵐しょーせつ。Part4
第8章 カラフル
「、、うわ、、あの子なに、?」
「ここに住み着いてんの、?嫌だわー。」
、、はぁ、、好きでここにいるんじゃないんですよ、、
周りの人からすごい目で見られてるのは、、俺がズタボロでホームレスだから。
高校卒業し、大学進学を控えていたころ、
「、、お父様とお母様は、、もう、、」
雅「、、え、、、」
家族で旅行の帰りに、事故に遭い
両親2人は亡くなってしまった。
「、、にいちゃん、」
雅「ユースケ。いい子にして、おばさんたちに迷惑かけないようにね?」
4つ下の弟、ユースケを親戚に家に預け、、
俺は大学進学を諦めて、、バイトしながらボロアパートに住んでいたけど、
雅「、、う、そ、だろ、、」
住み始めてから半年でアパートは取り壊され、、
仕事もなく、ホームレスに。
こんな状態になってから、3ヶ月ぐらい。
貯金していたお金を節約しながら、、過ごしていたけど、、
雅「、、はぁ、、もう5、2円しかない、、」
これじゃなにも買えない。
お腹すいて、、喉も渇いて、、、
俺はこのまま、、ここで倒れて死んじゃうのかなって、、
ユースケ、ごめんなぁ?
家族1人も居なくなるかもしれない。
俺は精神的にももう、限界だった。