すぐそばにいる君を
第1章 なんであなたとこんなこと!?
結局、挨拶することもなく1日の授業が終わった。
放課後になって皆はそれぞれ部活の準備を始め教室から出て行く人が多かった。
みいヤンもその一人となっている。いそいそと準備を進めて私の方へやってくる。
「それじゃあ、春。せっかくペアーになったんだから仲良くやりなよ」
助言なのか、肩をポンと軽く叩いた後、後ろのドアに待たせている友人へ向かいかけだした。
それを見送ると窓側の席の村中を見てため息を吐いた後気合を入れて側へ向かった。
「……ね、村中」
側に行き、何を言えばいいかわからず、とりあえずは声をかける。
少し振り返り私を見た後すぐに窓の方へ向き直り、無言のまま何分が過ぎた。
ふーん…あっそう。あくまで私を無視する気?
目の前の人物の態度にむかっときたが、とりあえず自分を抑えもう一度声をかける。
「ね、村中。どうやら私とあなたペアーになったみたいだね」
「……」
それでもなんとも言わない彼は、今、何を思っているのか掴めずただ唖然とするしかなかった。
放課後になって皆はそれぞれ部活の準備を始め教室から出て行く人が多かった。
みいヤンもその一人となっている。いそいそと準備を進めて私の方へやってくる。
「それじゃあ、春。せっかくペアーになったんだから仲良くやりなよ」
助言なのか、肩をポンと軽く叩いた後、後ろのドアに待たせている友人へ向かいかけだした。
それを見送ると窓側の席の村中を見てため息を吐いた後気合を入れて側へ向かった。
「……ね、村中」
側に行き、何を言えばいいかわからず、とりあえずは声をかける。
少し振り返り私を見た後すぐに窓の方へ向き直り、無言のまま何分が過ぎた。
ふーん…あっそう。あくまで私を無視する気?
目の前の人物の態度にむかっときたが、とりあえず自分を抑えもう一度声をかける。
「ね、村中。どうやら私とあなたペアーになったみたいだね」
「……」
それでもなんとも言わない彼は、今、何を思っているのか掴めずただ唖然とするしかなかった。