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第1章 色

それにしても色気というものはやはり凄いもので、

振りゆく人が振り返るなんて程イケメンというわけではないが、そこそこイケメンの優が

いつもの何割増でかっこよく見えるせいか、注目なんか集めちゃって。

ウザったくなったのかメガネをはずし、熱くなった体覚ますように袖をめくり、首元のボタンを開けた格好はまさに、the色気だった。

客「あの人やばくね?」

客「いや、隣女おるって事は無理やん、残念」

…前言撤回。実害がないからこそ悪質なのだ。

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