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友達のままがいい

第6章 未来


「ごめん…もっと、ゆっくり愛してあげたいけど…もう俺の限界…入れていい?」

私と同じで私を欲してくれる則ちゃんに、ゆっくりと頷くと、それが合図のように彼の物が私の中に入ってきた。
初めて入る大きな物に私のそこは快楽とは程遠い痛みが走る。
痛みで腰が引けても則ちゃんが私を抱きしめ深く入ろうとして、逃げることも許されない私はしがみつくしかない。
痛くて泣きそうになるのを必死にこらえて声を押し殺しながら、則ちゃんの動きが止まるまで我慢した。
彼の動きが止まると痛みが和らいだけど、ジンジンと痛みは継続する。

「…はぁ…文香…もう大丈夫だから…腕の力抜いて」

「えっ…あっ…ごめん…」

則ちゃんの背中に食い込むぐらい力を入れているのに気付き、ぱっと背中から手を離した。

「んっ。大丈夫…このまま少しこうしていよう…だんだん痛みはなくなるから」

私の肩に顔を埋めてすりすりしてくる彼がかわいいと思い、彼の頭を包み込み髪を撫でると、首筋にチュッとキスをされた。

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