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「放してっ。あなたは、私をっ、好きなんかじゃない･･･」


「そうか。
　なら、たっぷりと･･･〝愛して〟、やらないとな。」


　獣を見るような強い視線を見返して小さな緋い唇に吸い付いた。ビクッと跳ねる身体を抱き竦めながらゆっくりと開かれたばかりの秘部の奥へと牡を挿入した。


「あ、ぁああっ！！」


　快楽を受けたばかりの身体に新たな刺激が駆け巡る。乱暴にされるのではなくゆっくりと慣らすように律動する彼にビクビクと身体が震えた。

　ぱちゅ　ずちゅっ　律動は、もどかしいほどにゆっくりで男の言葉ではないが奥が〝疼く〟。


「あっ、･･･はっぅうんッ」


「どうした。甘ったるい声だな。」


　彼女の声音の変化を見逃さずに伝えてやる。


「やめて･･･これは、違･･････ッ」


「そうか。俺は、気持ちいいが君は違うのか。」