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杏の肉食日記

第1章 西川 大樹(21)

「大樹くん、ごちそうさま。ほんとにありがとう〜!」

「気にしないでいいのに…コーヒーありがとうね」

優しいなあ…後はSEXがよければ…!

私達はカフェを出て、スタバに来ていた。

もちろんスタバは私持ち。

スタバを出ると、もう夜の21:30。

「もう9時半か、早いね(笑)」

そう言ってニコッと微笑む大樹くん。

「そろそろ行こうか」

さっきまで優しい顔だったのが少しだけ雄の顔になる。

「うっ、うん…」

急にセクシーになった大樹くんの表情に一瞬戸惑いながらも手を繋いでラブホ街へと足を進める。

慣れた様子で綺麗でシンプルなラブホに入る。

そしてこれまた慣れた手付きで部屋を選び、あっという間に部屋の中へ。
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