キミの事を取り戻せるなら
第6章 逆らえない
ノイ「美花、ゆっくり呼吸してみて、そうだよ。うん、ゆっくりだよ。そうそう上手。」
呼吸が整ってから
ノイ「もう帰ろう。立てる?」
何度も立ち上がろうとするけど無理で
ダイ「美花、ごめん。」
って抱き上げた。
ダイ「落ちると困るから俺の首に腕まわして。」
素直に抱き付く美花。
他のメンバーが荷物を持つ。
美花「ご、ごめん・・・なさい。み、み、皆さんの・・・だ、大事な場所なの・・・に、また私の・・・せいで・・・。」
ダイ「違うよ。美花のせいじゃない。」
美花「でも、私が・・・いなかったら・・・良かったのに・・・。」
ダイ「美花、それ以上言ったら、俺達マジ怒るよ。今は、いてくれないと困る存在になってるの。この意味わかる?」
小さく頷く美花の頭を撫でる。
「あ~泣いたら、また過呼吸になるし、目が腫れるからさ。もう泣きやんで?」
リン「ねぇ?美花は、なにか好きなものある?なんだったら食べれる?」
美花が落ち着くように、頭を撫でながら別の事を考えさせようとする。
美花「プリン。」
リン「プリンがいいの?」
美花「うん。」
リン「なんでもいいの?」
美花「うん。」
それを聞いてたほかのメンバーが、にやける。
答えが可愛すぎだろ!!
でも、それで美花の気持ちが少しでも落ち着くなら、プリンを何個でも買ってあげるよ。
帰りの車の中から見えた店でプリンを買って来た。
ある店の前で、信号待ちで車が止まると美花が反応する。
ダイ「あの店に美花の好きなプリン売ってるの?買いに行って来ようか?」
美花「ううん。」
そのわりには車が走り出しても、ずっと見たままで見えなくなっているはずなのに。
帰ってもなかなか部屋から出て来ない美花が心配で堪らなかった。
その間にコタ達から聞いた話に怒りで体が震えた。
「なんで美花ばかりが・・・それってさ、俺達が最初から、ちゃんと受け入れていれば、こんな事にならなかったのかな?俺達じゃないよな?俺が言い出した事だったよなぁ?」
コタ「俺も最初は受け入れる事が出来なかったんだから、リオのせいじゃないよ。」
みんなも口々に言い出して
コタ「これからは、美花も含めて10人で頑張って行こう。」
呼吸が整ってから
ノイ「もう帰ろう。立てる?」
何度も立ち上がろうとするけど無理で
ダイ「美花、ごめん。」
って抱き上げた。
ダイ「落ちると困るから俺の首に腕まわして。」
素直に抱き付く美花。
他のメンバーが荷物を持つ。
美花「ご、ごめん・・・なさい。み、み、皆さんの・・・だ、大事な場所なの・・・に、また私の・・・せいで・・・。」
ダイ「違うよ。美花のせいじゃない。」
美花「でも、私が・・・いなかったら・・・良かったのに・・・。」
ダイ「美花、それ以上言ったら、俺達マジ怒るよ。今は、いてくれないと困る存在になってるの。この意味わかる?」
小さく頷く美花の頭を撫でる。
「あ~泣いたら、また過呼吸になるし、目が腫れるからさ。もう泣きやんで?」
リン「ねぇ?美花は、なにか好きなものある?なんだったら食べれる?」
美花が落ち着くように、頭を撫でながら別の事を考えさせようとする。
美花「プリン。」
リン「プリンがいいの?」
美花「うん。」
リン「なんでもいいの?」
美花「うん。」
それを聞いてたほかのメンバーが、にやける。
答えが可愛すぎだろ!!
でも、それで美花の気持ちが少しでも落ち着くなら、プリンを何個でも買ってあげるよ。
帰りの車の中から見えた店でプリンを買って来た。
ある店の前で、信号待ちで車が止まると美花が反応する。
ダイ「あの店に美花の好きなプリン売ってるの?買いに行って来ようか?」
美花「ううん。」
そのわりには車が走り出しても、ずっと見たままで見えなくなっているはずなのに。
帰ってもなかなか部屋から出て来ない美花が心配で堪らなかった。
その間にコタ達から聞いた話に怒りで体が震えた。
「なんで美花ばかりが・・・それってさ、俺達が最初から、ちゃんと受け入れていれば、こんな事にならなかったのかな?俺達じゃないよな?俺が言い出した事だったよなぁ?」
コタ「俺も最初は受け入れる事が出来なかったんだから、リオのせいじゃないよ。」
みんなも口々に言い出して
コタ「これからは、美花も含めて10人で頑張って行こう。」