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キミの事を取り戻せるなら

第7章 地方ロケ

少しずつ元気になってきた美花。
笑うようになってきたし、
ちゃんと打ち解けてきた感じ。
そんな中、地方で仕事が入った。
マネージャー「体調どう?美味しいもの食べて頑張れる?」
美花「はい。」
ノイ「マネージャーは、美花に甘すぎ(笑)」


マネージャー「女の子の荷物って多いんだね。」
美花「ちょっと多かったかな?」
マネージャー「うちの嫁さんくらいだから大丈夫だよ。」
ユーダイ「席割りは?」
美花「私、飛行機初めて乗るから、緊張しちゃう。」
マネージャー「大丈夫だよ。」
ダイ「美花、荷物貸して預けるから。」
美花「ありがとう。」
ダイ「可愛いマスコット付けてるじゃん。」
美花「すぐ自分の荷物がわかるように付けてみたんです。」
ダイ「へぇ可愛いなぁ♪」
美花「自分で作ったんです。あの・・・。」
ダイ「これ俺にくれるの?俺も付けよう。」
「なに二人で盛り上がってんの?」
ダイ「これ可愛いだろう?」
「美花が作ったの?」
美花「はい。」
ダイ「敬語に戻ってるよ?」
美花「あっ、えっと・・・。」
「俺にも頂戴。」
美花「いいんですか?」
「これ可愛いじゃん。ありがとう。」
ダイ「美花がよく付けてる小物とかって手作り?」
美花「下手なので、あまり見ないで下さい。」
ダイ「その耳に付けてるのは?挟むだけのやつ?」
美花「挟むだけのです。ちょっと好きな飾りを付けただけです。」
「ホントだ!!可愛いじゃん。」
恥ずかしがって顔が赤くなる美花。
マジで可愛いんですけど!!
ちょっと待って!!
よく見たら可愛いのいっぱい持ってんじゃん!!
飛行機の中に乗り込んで席に着いても、この話題で持ちきりだから
美花「あ、あの恥ずかしいので、もういいです。」
マネージャー「嫁さんも喜んでたよ。ありがとう。」
美花「喜んでもらえて良かったです。」
マネージャー「そろそろ着くぞ。」
飛行機を降りて荷物を受け取る。
マネージャー「バスに乗ってホテル着いたら荷物置いて着替えて集合な。」




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