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キミの事を取り戻せるなら

第7章 地方ロケ

美花「ちょっと緊張します。」
リン「美花、前?後ろ?」
美花「後ろがいいです。」
リン「ちょっと座ってみて。そう、そこ。こうなるけど平気?僕の腰に、こうして?大丈夫?平気?ん?大丈夫?」
美花「は、恥ずかしいです。」
ちょっと可愛すぎじゃん。
リオが惚れるのわかるよ。
リン「美花、滑るよ?」
美花「はい。」
僕の腰にギュって・・・。
勢いよく滑る滑り台にギュっが強くなって
リン「美花、大丈夫?」
美花「は、はい。」
勢いが加速して、最後のところで止まれるかどうかわからない。
自分だけならいいけど、美花が投げ出されたら?
そうこう考えているうちにゴールが見えて
急に減速し始めて普通に止まった。
考え過ぎか?
美花「ありがとうございます。」
リン「楽しかったね。」
美花「はい(笑)」

スタッフ「結構いいの撮れましたよ!!ありがとうございます。」

撮影がうまくいったから早めにホテルに帰る事になった。

ダイの部屋に男9人集まって、余った時間の有効活用(?)の話し合い(笑)
ダイ「こんなに早く終わるなんて思わなかったもんな。」
リン「ゲームでもする?」
タカ「男9人で?美花は呼ばねぇの?」
リン「マネージャーに怒られるんじゃない?」
コタ「呼ぶだけ呼んでみたら、いいんじゃない?」
ダイ「美花が来るならスイーツでも頼む?」
ノイ「ダイエットしてるって言ってなかったっけ?」
ダイ「ダイエットしなくても、すっげぇ軽いのにさ。」
リン「リオ、電話してみなよ。」
「えっ、俺?まぁ、いいけどさ」

電話してから10分くらいしてから来たんだけど、ヤバい、ヤバい、ヤバいって!!
無造作に留めた髪とか後れ毛とかスキニーパンツにパーカーワンピ(?)での美花。
横を通ると、いい香りするじゃん!!
美花「遅くなって、ごめんなさい。シャワー浴びてて遅くなってしまって・・・。」
しかも、メガネ掛けてますけど!!
みんなが、なにも言わないからか
美花「遅すぎました?」
「違う。違う。」
ダイ「可愛いな!!」
顔が真っ赤になってしまった美花は、恥ずかしいって言いながら、顔を隠してしまった。







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