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キミの事を取り戻せるなら

第9章 エレベーターで!?

美花「あの私、コンビニ行こうと思うんですけど、飲み物なにがいいですか?」
「俺も一緒に行くわ!!荷物重いし。」
みんなのいるものスマホにメモして
「美花、行こ。」
美花「行ってきます。」

コンビニでいろいろ買って
「ちょっと買いすぎたな(笑)」
なんて言いながら、エレベーターに乗る。
後、もう少しってところで
ガタン
「動かねぇじゃん。」
美花「えっ!?」
ボタンを押してみるけど反応がない。
「美花、大丈夫だからな。」
俺が動揺したら、美花が怖がるからな。
パチッ
美花「で、電気が・・・。」
俺は荷物を下に置いて
美花「ど、どうしたら、いいですか?私のせいで・・・こ、こんな事に巻き・・・込んで・・・。」
「違うよ!!美花のせいじゃないからな。落ち着いて、大丈夫だから!!」
美花「で、でも私が・・・。」
美花を抱き寄せ、
「俺が一緒に行きたいから来ただけだよ。美花のせいじゃない。」
自分を追い詰めて泣く美花。
「美花、泣いてばかりいると、チューするぞ!!(笑)」
美花「私なんかに、リオさんはしません。」
俺は、なにも言わず唇を重ねた。
「目の前に好きな女の子がいて、泣いてるからさ。それに今日、超可愛いし・・・。」
俺は、ぎゅっと抱きしめて唇を重ねた。
美花「あの私、初めてなんです。」
って言って俺の胸に顔を押し付けてきた。
「美花、今までごめんな。俺達の態度悪かったよな。」
美花「私が悪いんです。大丈夫です。でも・・・わ、私、暗いところが・・・。」
ちょっとパニックになりかけてる美花の背中をポンポンと優しく叩きながら
「大丈夫。大丈夫。」


ダイ「なぁ、遅くない?」
コタ「電話してみようか?」


「あっ、電話だ。美花、ちょっと俺に抱きついて。」
素直に抱きつく美花。
「あっ、コタ。あ~今、エレベーターに閉じ込められてさぁ。んあ~美花、ちょっとパニックになっちゃって、うん。うん。あっ、やっと電気ついて、動きだした。じゃあ。」
エレベーターの扉が開くと
ダイ「美花、大丈夫か?」
「美花?」
リン「美花、ちょっとごめん。」
リンが抱き上げた。
リン「腰抜けちゃってるし、パニックになってるのに返事できるわけないじゃん。リオ、なんかしたんじゃないよね?」
ダイ「リオ!?」
「え~っと・・・。いやぁ・・・。」
コタ「はい、取り調べ行こ。」









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