テキストサイズ

君を乗せた空

第1章 SIDE‐RUKA

「したければ、してください。」
咄嗟に出た言葉はソレだった。
「誰にも言いません。」
「…溝口?」
明らかに、佐々木先生は動揺している…まぁ。それもそうだ。

なんなんだろう、このからだは。
どうしてなのか、こんなにも、年上である人間を、誘惑できる価値があるのだ。
恐らく、この先成長しても、この胸はこの膨らみ以上にはならないだろう。
けして大きくは無いのに、彼らはコレを、弄りたがるのだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ