テキストサイズ

さよなら。こんにちは。

第6章 さよなら

放課後の校舎の屋上の柵に寄りかかって上を見上げるとキレイな夕焼け空。
斜め下を見ると生徒会室が見えた。
忙しなく動く人が見えて私の悪夢は、あの部屋から始まったなって思った。
もっとよく見ようと柵を超え屋上の縁に座り足をぶらぶらさせながら生徒会室をぼんやり見ていたら突然、窓が開いて慌てている顔をしていた。
なんだろう?なんて呑気な事を考えながら立ち上がってみると案外、高いななんて(笑)

さよなら、わたし

来世は、穏やかに暮らせたらいいな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ