
惰性同棲
第2章 惰性同棲
また気付いたら火が翳ってきていた。
夕焼けが綺麗で悔しい。窓にかすかに映る自分は、泣いていたから目は晴れているし、髪の毛も寝起きのままだし、控えめにいっても最悪だった。
チルい音楽をかけながらネットに転がっているくだらない体験談を読む。
修羅場だとか浮気だとか嫁姑だとか、もう見飽きたネタの体験談を無心で読む。
淡々とすぎていくつまらない文章に嫌気がさして、アルバムが1枚終わる前に私はサイトを閉じた。
時間をやり過ごすのってこんなに難しかったっけ。
昨日は、昨日はどうだった。
カイトと楽しくゲームをしたら火が沈んでいた。
またアイツのことを考えてしまっている。
思春期の男子みたいに、好きなのかな両思いかな、脈アリかななんて野暮なことを仕切りに考えている自分がそろそろ気持ち悪い。
正直全然カイトが考えていることはわからないし、私も好きだったとして、どこが好きかわからない。
顔、セックス、、後はわからない気がする。
夕焼けが綺麗で悔しい。窓にかすかに映る自分は、泣いていたから目は晴れているし、髪の毛も寝起きのままだし、控えめにいっても最悪だった。
チルい音楽をかけながらネットに転がっているくだらない体験談を読む。
修羅場だとか浮気だとか嫁姑だとか、もう見飽きたネタの体験談を無心で読む。
淡々とすぎていくつまらない文章に嫌気がさして、アルバムが1枚終わる前に私はサイトを閉じた。
時間をやり過ごすのってこんなに難しかったっけ。
昨日は、昨日はどうだった。
カイトと楽しくゲームをしたら火が沈んでいた。
またアイツのことを考えてしまっている。
思春期の男子みたいに、好きなのかな両思いかな、脈アリかななんて野暮なことを仕切りに考えている自分がそろそろ気持ち悪い。
正直全然カイトが考えていることはわからないし、私も好きだったとして、どこが好きかわからない。
顔、セックス、、後はわからない気がする。
