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「言ってないって言ってるでしょ！！」


「考えてみてば、あの時から態度悪過ぎだもんな？何、嫉妬？！」


「チカ！！お前も言い過ぎだろ？！」


逞が親雅に怒ると、場が一気にしらけた。
逞に抱えられていた身体を起こして、立ち上がる。



「もういいよ。」


「何が！！」


「チカに、異性との付き合いの話を諭しても解ってもらえそうにないし、タクも…もういい。多分、これ以上仲良くしてると可笑しくなるよ。悪いけど…抜けさせて。」


私はそう言って、改札に向かって歩き出した。