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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

私の腕を持った小春に逞はそっけなく言った。


「みんなと花火して?!みんなも気を遣うし、ミラが1番気にするから。」


「小春ちゃん、ありがとうね!手当終わったら、すぐに逞も返すから。」


「…うん。」



そう言って私の腕を離した。


正直な所…百合奈より苦手。
って言うか、完全に私を使って逞に近づこうって言う魂胆が見え見えで…嫌い。


せめて、百合奈の様に勝ち取ってくれる様な女子であって欲しい…。

逞の彼女になる人には。

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