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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

「足見せろ!!」


「マジで痛いから優しくして!!」


グイッと引っ張る逞に、涙目で訴えた。
数分前の事なのに、土踏まずが赤く腫れ上がっていた。

バンテリンどころじゃなく、湿布と固定板をつけて包帯で巻いた。


「…なにやってんだよ。」


「だってあいつらが…。」


逞の膝の上に置いた足を引っ込めようとすると、そのまま押さえられた。


「た…タク、ありがとう。」


「お前…マジであり得ないから!!」

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