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恋のハードル高し!!

第26章 奇行

涙目で言うと、逞は苦笑しつつも頭を撫でてくれ、また強く抱きしめられた。


「俺にすればいい。」


「…何を?!」


分かってる。
親雅を辞めて逞にしろって言いたい事。

できれば既に親雅何か辞めてる。
とっくに彼氏だって作ってるよ!!



「…ん…何でもない。」



こうやって逞はいつも、もう一歩を踏み込んで来ない。これが逞の優しさだって知ってる。

それなのに、何で昨日はあんな事をしたんだよ。口移し何かじゃなく、無理やり口に押し当てるだけでよかったのに!!

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