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恋のハードル高し!!

第34章 選択

「プール付きの遊園地…?」

『先輩、彼女と行こうとして買ったらしいんだけど、振られちゃって「買え!!」って売りつけられちゃってさぁ。』


先輩…笑ってるけど、譲り受けたって言うより押し付けられたんでしょ?!


「いわく付きですね?」

『ダメダメ!!そんな不幸のチケットみたいに言っちゃ。俺が未来ちゃんを誘う口実を作ってくれた有能なチケット様なんだから!!』

「だって、これで私が断ったら紛れもない不幸チケットですよ?」


思わず笑ってしまった。
先輩と話すと私は普通の女の子みたい。

先輩も優しく話すから、私もそれにつられるんだ。

良い傾向、良い傾向!!

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