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恋のハードル高し!!

第34章 選択

私は先輩と出かける日を、清涼祭である盆祭りの日に決めた。


幼馴染'sに付き合うにはもう終わりにするいい機会だった。

先輩を利用する様で申し訳なかったけど、こうでもしないと家に押しかけられたら最悪だからね。


着々とその日が近づくにつれ、携帯の着信も増えていた。
メールには『携帯に出ろ』か『絶対に清涼祭に来い』と、7人から次々と入ってきた。


先輩とプールに行くからいかないよ!!
勝手に楽しんで来い!!


皮肉たっぷりに携帯を見てはそう思った。

もちろん、返信なんてすると阻止されそうだから完全シカトだけど。

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