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恋のハードル高し!!

第34章 選択

「ミラ!!」


バッとベッドから身を起こすと逞がドアのところに立っている。

あれ程…
誰1人と家に上げるなと言ったのに…逞は別格か?!



「誰も家に上げないで拒否るとはいい度胸だな?」


「なんで上がってきてんだよ、不法侵入か?!」


「ミラのおばさんが『様子がおかしい』って、上げてくれたんだよ。」


やっぱり…。
お母さん、逞ひいきだ!!

娘のお願いより、逞を優先するとは…。


「…チカじゃないだけましか。」

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