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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

「…意識しちゃった?」


「へぇ?!」


「意識して?いくら友達として付き合ってくれてても、俺の気持ちは伝えてあるんだし?俺も男だから、プライド傷つけられたままとか無いよ?」


「先輩は止めて下さいね?」


「…今日は許しても、次にそんなの見せられたら、たとえその相手が誰であろうと黙ってないよ?」


そう笑ってすごまれたけど…先輩を相当傷つけたよね。

それと…
逞は、私がどんなに無下に扱っても諦める気はないんだろう。

それはきっと、私が親雅を好きでいる限り報われないのをわかっているから。

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