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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

幼馴染の親雅を好きな私が、『幼馴染だから』そう言って断る権利がない事も、『報われずとも好きでい続ける』事を拒否できない事も…逞にはお見通しだ。


親雅を思うと、胸が苦しくて切なくなるこの頃。
好きだといっても、半ば諦めている感情で、どうこうしたいと今更思えなくなって来てる。
やる事も理解できないし。…ドキドキはするけど。


逞に関しては、幸せになってもらいたいと願う中、イライラとムカつきで…内心穏やかでは居られない。
優しいんだか、鬼なんだか理解できないし!!


先輩は…癒されるけど、申し訳ない気分になってしまう。初めて告白してくれた人なのに、こうして中途半端に仲良くして、先輩を苦しめてるんじゃないかって。


自分の気持ちが、周りに掻きまわされ過ぎてわかんなくなって来てるし…正直疲れた。

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