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恋のハードル高し!!

第35章 初めての…

「疲れた?!もう3周目だけど。」


先輩は浮き輪越しに私の顔を覗き込んで来て、妄想に妄想を重ねていた私を現実に引き戻してくれたのだ。

それにしても…整った男前の凛々しい顔にドキッとする。

美形顔のドアップは見慣れているけど、やっぱり幼馴染とは違う雰囲気に飲み込まれる。



「いえ…。」


「遊園地の方行く?」


「はい!!」


プールから上がると、スポーツタオルで軽く体を拭いていると、先輩はそのまま半袖のシャツを羽織った。

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