テキストサイズ

ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

『お前を生かしているのは理由がある。ジェーンを、ジェーンを
どこへ連れ去った』


確かに憶えている。
こいつがジェーンを連れ去ったのを。


「へへ…へ…言うわけねぇだろ」

ほぉ…こんな状況でも笑ってられるか。
なら、もっともっと苦しめてやる。


ガンッガンッ


「あっぐっやめ、やめろ!」


そして、背の丈が低い椅子を
持ってくる。


これで、更に苦しいはずだ。

「あぐ…あ…ぐ…」


『で、言う気になったか?』


「あ…ぐぐ…あ…あう……っ」


顔を真っ赤にし
必死に背伸びをしている。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ