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ふぃくしょんエッチ

第3章 トウメイニンゲン

中は辺り一面白く施され
汚れ1つもないと言う感じだ。


さっきの廃墟とは大違いである。

白衣を着た研究員が時々通るが
あまり人はいない感じだった。


この裏で…人体実験が…。


何か手がかりはないか
引き出しを漁るが特に見当たらない。


どこだ…裏の道に繋がる場所は…

その刹那、男女が会話しながら
廊下を通りすぎていく。


「ところ…あの子は…………
どうだっ……」


会話は途切れ、途切れに
ジャックの耳にはいる。


そこまで深く聞いてなかったのだ。


「あぁ…あの………だめ……
たぶ…………用済み…………」


そんな会話だった。


用済み…


何故かその言葉にピクリと
反応する。


あの2人…。
今度は、完全に意識を集中させた。



あの2人…使えそうだ。




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