テキストサイズ

甘いキスを君に

第5章 いきなりのキス

私の名前は南九条美波。

入社して二日目、憧れの矢作先輩とキスをした。

資料室でたまたま会って、矢作先輩からキス。

私はとても嬉しかった。

ずっと憧れていた矢作先輩に好きと言われて、こんなに嬉しいことは他にないだろう。

あのキスの感覚が、今も唇に残っている。

少しだけカサついていて、ものすごく温かい唇。

憧れの先輩と唇を重ねて、嬉しくないわけがない。

もちろん、ファーストキスな訳ではない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ