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甘いキスを君に

第2章 出会い

彼女はきっと、俺のことなんて気に留めていないんだろうな。

ただすれ違っただけの男なんて、どうでもいいに決まってる。

俺はそう思いながら、遠ざかる彼女の背を見つめていた。

しばらくして、俺は彼女に再開することになる。

この時の俺はまだそれを知らなかった。

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