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甘いキスを君に

第8章 先輩

全員で先輩がいない分の埋め合わせをしつつ、自分の仕事に取り組む。

毎日、大量の仕事をこなすため疲れも溜まる。

本当に、先輩がいないとこんなにも大変だったなんてこの課にいる人は改めて知った。

「課長、今すぐ先輩の自宅謹慎処分を解除してください」

「しかし…何度お願いしても、上の人間が許してくれないんだ。もう少しだけ我慢してくれないか…」

「でも、このままだと仕事は溜まる一方ですし、みんなのやる気がないままではこの課は成り立ちません!」

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