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甘いキスを君に

第8章 先輩

「ナイスですよ、南九条さん!」

画面に表示されたその文字が、とても嬉しかった。

「ありがとう!みなさんのおかげです!」

私は全員に一斉にメールを送信して、自分の仕事をやることにした。

まだ、入社してから日が浅いけどこうして同じ課のみんなと馴染むことが出来ている。

それが、何よりも嬉しかった。

しばらくして、課長が帰ってきた。

「明日から、矢作くんが仕事に復帰することになった」

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